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6才のボクが、大人になるまで。☆BOYHOOD [映画]

GG賞を受賞した「6才のボクが、大人になるまで。」を観に行ってきました≡⊂( ^-^)⊃

アカデミーも獲りそうな勢いですよね。
ずっと気になっていたのですが、3時間近くあるってのと12年かけて撮った作品ってのをきいてドキュメンタリーなのかな…つまらなそうなんて勝手に思い込んでたんですけど、全然そんなことなくて観てよかった!!!
観終わってこれは獲るわ…って思ってしまったぐらいよい作品でした!

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☆あらすじ☆
テキサス州に住む6歳の少年メイソン(エラー・コルトレーン)は、キャリアアップのために大学で学ぶという母(パトリシア・アークエット)に従い、姉サマンサ(ローレライ・リンクレイター)と共にヒューストンに転居、そこで多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父(イーサン・ホーク)との再会、母の再婚、義父の暴力、そして初恋……。周囲の環境の変化に時には耐え、時には柔軟に対応しながら、メイソンは静かに子供時代を卒業していくのだった。やがて母は大学で教鞭をとるようになり、オースティン近郊に移った家族には母の新しい恋人が加わっていた。ミュージシャンの夢をあきらめた父は保険会社に就職し、再婚してもうひとり子供を持った。12年の時が様々な変化を生み出す中、ビールの味もキスの味も、そして失恋の苦い味も覚えたメイソンはアート写真家という夢に向かって母親から巣立っていく……。

原題はBOYHOOD。

監督は元々は12yearsにしたかったみたいだけど、去年「それでも夜が明ける」12 Years a Slaveと混同される恐れがあったから、題名を変えたんだって。

リチャード・リンクレイター監督が、ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を、12年をかけて撮影された作品。
キャストも同じだけ年を重ねている。

子供は成長するし、大人は皺も増える。

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ドキュメンタリーってつまらないって思ってたのは私の勝手な思い込みでしかなくて、別に事件が起こらなくても、どの人の人生もそれだけでドラマなんだって思った。

お姉ちゃんが小さいころはマジ小生意気でそんなにかわいくないのwww
エンドロール観て初めてわかったんだけど、監督の娘さんなんだね!!!
リンクレイターって名前だったから。

ハリウッドでは7年以上の拘束がある仕事の契約は結べないんだったかな。
てっきり監督が娘に依頼したのかと思ったら、娘の方から頼まれたんだとか。
成長の記録になるもんね。

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別れることになるんだけどお父さん役がイーサンホーク
彼がいい味出してるんですよ!!!
とってもよかった。

リンクレイター監督作品には欠かせない人なんですね。
過去作品にたくさん出てる!
3部作だったんだ。




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スクールオブロックは観てたわw


6歳とか7歳説明はまったくなくていきなり年が変わってる編集なんだけど、それがまたいいんですよ!
少しずつ成長してるのが画面で感じられるし、あっ離婚したんだとかあっ結婚したんだとか説明されなくてもわかる。
そのつなぎめが多少不自然でも、演じているキャラクターが一緒の人だから違和感はまったくない。
むしろ自然ですらある。

1年に一度集合して撮影したみたい。
あとアメリカの文化やそれぞれの年の出来事をあえて撮ってるところもよかった。

ハリーポッターの大ヒットや、あとブリトニーのデビュー曲口ずさんでるお姉ちゃんとかw
TV番組は魔人ブーだからドラゴンボールだね。
あとトワイライトも出てきたし、ホント懐かしいw
アメリカのティーンの間でその時代ごとに人気だったものがどんどん出てくる。

あとはアメリカの選挙戦をあんな子供たちがキャンペーンといって手伝うんだとかw
誕生日のケーキが鉄板で焼いたチョコレートブラウニーだと思うんだけど、アイシングがブルーなのよw
食欲減退色www
アメリカのケーキってあんな感じの色合いだよねw

それに銃のプレゼントも。
これはとてもアメリカらしい。

それにビックリしたのが、別れた奥さんの母と新しい奥さんが話してるシーン。
こんなことってあるんだね。
アメリカって個人主義のイメージだけど、その分ファミリーを大事にするし、離婚も多いけど、別れた後も関係が良好であれば、子供と毎週会うシステムがちゃんとある。
日本では子供が会うのはよくドラマでもみるけど、全然関係ない人同士があんなふうにプライベートなパーティーに参加してるところがとても新鮮だった。
あとカラフルなプラスチックのお皿とかコップとか。
パーティでしかみないようなのが日常使いされてたり。

それから!バンドやってる男っていくつになってもかっこいいんだなってことwww
これは全世界共通なのかもwww
あの人デヴィッドボウイかと思うぐらいかっこよかったわwww

お母さんのパトリシア・アークエット。
ミディアムの印象なんだけど、とてもよかったなー。

最後涙するところとか。

この作品は子供の目線でも、母親の目線でも、父親の目線でもそれぞれ何か感じるところがあると思う。

もうこんな風に撮影することは二番煎じになってしまうから、このネタは使えない。
だからこそ貴重。

観てよかったと思った作品でした。

アカデミー賞は作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞の6部門のノミネート。
発表が楽しみです☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


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