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名もなき毒☆宮部みゆき [本]

一気に読んでしまった…(((^-^)))

ページをめくる手が止まらないとはまさにこのこと



☆あらすじ☆
今多コンツェルン会長の娘婿の杉村三郎が所属する同コンツェルングループ広報室は、満足な仕事をこなせず、度重なるトラブルと軋轢を生みだすアルバイトの原田いずみを(一悶着挟んだ末に)解雇した。しかしいずみが広報室の社員達から嫌がらせやセクハラをされたと嘘八百を並べ立て訴訟を起こすという手紙を会長の嘉親宛てに送ってきたことから、三郎は嘉親の命を受け、いずみの窓口として問題対処にあたることに。いずみの詐称だらけの経歴の裏付けを取り始めた三郎は、その最中に過去にいずみを調べていたという私立探偵の北見一郎、北見の元を訪ねてきた女子高生・古屋美智香とその母・暁子と出会う。

暁子と美智香はさいたま市、横浜市、東京都で発生した連続無差別毒殺事件の第4の被害者の娘と孫だったが、事件全体の繋がりが不透明なところもあり、暁子は警察から犯人として疑いを持たれていた。この事により古屋親子の関係がぎくしゃくしていることを知った三郎は暁子達に親身になり、自らも事件の真相に近付いていく。しかし、いずみの悪意が広報室全体を襲い、やがては三郎個人に照準を定めていく。





名もなき毒 (文春文庫)

名もなき毒 (文春文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/12/06
  • メディア: 文庫








2005年の新聞連載だったんだ…
中日新聞でも連載してたけど、連載当時は読んでなかった


宮部みゆきさんの作品は模倣犯も理由も読んでるけど、一番好きなのは火車



火車 (新潮文庫)

火車 (新潮文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1998/01/30
  • メディア: 文庫









名もなき毒の初めの方がなんとなく火車っぽくてすっと入り込めた。

原田いずみの元職場を訪ねていくところとか。


主人公杉村三郎シリーズなんだね。
今ドラマやってるけど、杉村役は宮部さんのご指名で小泉孝太郎さんなんだとか。

イメージぴったり!!!

もう小泉さんのヴィジュアルで私読んでたよw


奥様が資産家の娘で逆玉の輿。
そんなことから主人公のものの感じ方がとても読者寄り。
違いがすごく納得できる。
圧倒的筆力ってもの凄く緻密に練られてる。
だから違和感がなくすっと読めるんだろうね。




ドラマは1話から5話までは誰か、Somebody
6話からがちょうど名もなき毒の構成になってるので、これから観ます☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆






誰か―Somebody (文春文庫)

誰か―Somebody (文春文庫)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/12/06
  • メディア: 文庫






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