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ゴーン・ガール☆GONE GIRL [映画]

先週になりますが、デヴィッドフィンチャー監督最新作、ゴーン・ガールを先行ロードショーで観に行ってきました三(/^^)/

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☆あらすじ☆
アメリカ・ミズーリ州。幸せに満ちた理想的な結婚生活を送るニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)だったが、結婚5周年を迎えたその日にエイミーの姿が忽然と消える。家には争った形跡があり、さらにキッチンからエイミーの大量の血痕が見つかった。警察は失踪と他殺の両面から捜査を進めるうちに、アリバイがあいまいなニックを疑う。美しい若妻が失踪したこの事件は注目され報道は過熱、ニックは全米から疑いの目を向けられカップルの知られざる秘密が明るみになる……。

デビッドフィンチャー監督作品は大好きで公開を楽しみにしていました☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆



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フィンチャー監督なら最高傑作はセブンだと思ってた。
私的にはドラゴンタトゥーの女も好きなんだけど世間一般的な評価を考えるとやっぱりセブンかなと(((^-^)))

でもゴーンガールを観て、監督史上最大のヒットで最高作品って言われているのも過言ではないかもしれないと思い直した。
それぐらい衝撃作だったし、期待を裏切らない作品だった。
やっぱりデヴィッドフィンチャー監督好きだーと思わざるを得なかった。

観終わった後に背筋が凍った…(;∇;)
女性ですらそう思ったんだから、男性はもっと怖いと思う…(;∇;)

148分と長い。
前半まではのんびり展開するからそれほどすごさって感じないんだけど、ある秘密が明かされた後はもう怒涛の展開というか目が放せないしどんどん怖くなってくwww

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ベンアフレック。
翻弄される男。
どことなく情けない男を演じさせるとうまいよねw
なんだかぬぼーっとした印象なんだよねw

あまりかっこいいとは思ったことないんだけど、役者としても監督としても好きなほうですw
親友マットデイモンとの関係が好きなだけなのかもしれないけどw
アルゴはかっこよかったけどw
あいかわらず扱いがひどいwごめんw
でも好きなほうだからw←フォローになってない/(^O^)\



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今回はロザムンドパイクの演技がすばらしすぎて…もう私的アカデミー主演女優は決まったって感じでした。
今ではこの微笑すらも怖いんですけどw
ボンドガールでフロストやってたからかもしれないけど、クールな美女っていう印象。
アウトローでも弁護士だったっけ、才女、頭よさそうな役がとても似合います。



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女と男の目線では全く違う印象を受けるのかもしれない。
ニックが悪い、エイミーかわいそう。
エイミーが悪い、ニックは仕方ないんじゃないか。
のように。

ZEROでフィンチャー監督のインタビューを観たけど、善悪二元論の映画は観るのは別にして作りたくないと言っていた。
観終わった後に議論できるような悪い方にもなにかしら理由があって感情移入できるように。

人間の弱さをテーマにしたとも言ってたかな。

世間一般の目。
TVやマスコミが語る見た目だけの印象。
勝手な思い込みの放送が導く世間一般の世論。

人は簡単に思い込んで自分勝手な想像でその人をそうだと決め付けてしまう。
印象操作ってのをとても感じた。

たとえば服装。
白襟に紺のワンピース、カーディガン。
清楚で誠実な印象を与える。
謝罪などのシーンにはよく使われますよね。

エイミーはハーバード大卒の才女だから、恐ろしく頭が切れるし、何事も自分の思い通りに操作できる。
きっと彼女にとっては簡単なことなのだ。

もうねーそれが怖いんだけど(;∇;)
彼女の手にかかったら世間も思い通りに動かせる。

クソビッチ!!!(;∇;)

巨乳女の方が愚かだけどまだかわいげがあるw(;∇;)
大体オマエが会いにきちゃ彼が疑われて非常に危うい立場になるのはちょっと考えれば誰でもわかるだろwwwあほか!
そしてそんな女の方が愛されるんだよなーw
男は本能的にわかってるんだなーw
えーんさみしいよーとかあいたいよーって頼ってくれるちょっと頭たりないようなスタイル抜群の巨乳でぴっちぴちの若い女のほうが愛されちゃうんだろうなーw
わかりますw

エイミーは怖いんだけどそれにもまして美しさがどんどん増していくのが怖い(;∇;)

原作はギリアンフリンのベストセラー



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  • 作者: ギリアン フリン
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ゴーン・ガール 下 (小学館文庫)

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  • 作者: ギリアン フリン
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/06/06
  • メディア: ペーパーバック




映画の脚本もギリアンフリンが手がけたんですね。

人からどう見られるか、相手に好かれようとして演じる。
完璧な妻。
理想の夫。

もしかしたらそんなものは存在しない…?
男女関係の理想と現実…

突き詰めると自己愛だな。

フィンチャー監督のインタビューで善悪二元論の話の時に、ルークスカイウォーカーとダースベイダーの話題が出てきたんだけど、よく調べてみたら、フィンチャー監督は18歳の時にILMへ入社してて、「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(今はジェダイの帰還になってるか)」や「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」などでマット・ペインティングなどを手掛けたってことを今回初めて知った!

エピソード7の監督にもオファーがあったとは聞いてるけど、作風がさすがに違うよねw
JJエイブラムスでよかったのかもw

デビッド・フィンチャー、「エピソード7」のオファーを受けていた
http://eiga.com/l/D2Yl9

フィンチャー監督によれば、「スター・ウォーズ」は「さまざまな所有者のもとで人間の愚行を目の当たりにする2人の奴隷(R2-D2とC-3PO)の物語」ということで、「エピソード4/新たな希望」と「エピソード5/帝国の逆襲」ではその要素が魅力的であったものの、「エピソード6/ジェダイの帰還」ではなくなってしまったとコメントしている。


ここが実に興味深いw
すべてのストーリーを知っているのはR2-D2だけなんだよね。
人間の愚行www監督の目線はやっぱり面白いw


スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還 リミテッド・エディション [DVD]

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ここも監督らしさが現れてた(σ'-')σ

『ゴーン・ガール』デヴィッド・フィンチャー監督直撃「作ろうと思っていた物を作ることできた」 - ZAKZAK http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20141211/enn1412111202013-n1.htm

本作で一躍注目を集めているのが妻、エイミーを演じたロザムンド・パイク。キャスティングの決め手は「彼女には2つ面白いところがあったんだ」とフィンチャー氏。ひとつは「不透明なところ」で、もうひとつは「一人っ子だったこと」なのだという。  「彼女の出演作を見たが、どういう人か分からなかったんだ。興味深いよね。そして、実際に会ったら、筋金入りの一人っ子と分かった。一人っ子らしさがあふれ出ているくらい。まさに蘭の花だった」とのこと。



筋金入りの一人っ子w
父親はオペラ歌手、母親はヴァイオリニストだそう。
まさにエイミーを演じるにはぴったりだったのかも。

ベンアフレックの起用についてもJ loことジェニファーロペスとのあれこれでマスコミから叩かれた経験があるからこそだったとかwww
監督鬼畜過ぎるwww

ベンアフレックのあの間抜け面がこの映画の見所ともいえますw
あのSmileっていうとこサイコーじゃないw
あんなまぬけな表情できるのは彼しかいない!!!
もちろん褒めてますw

For the role of Nick, Fincher cast Affleck, who survived the Bennifer media storm — similar to what surrounds Nick — and came out of it unscathed.


David Fincher takes on ‘Gone Girl’ http://www.miamiherald.com/entertainment/movies-news-reviews/article2261109.html



そしてマドンナのVogueのMVを手がけたのは有名ですよね♡



Madonna - Vogue (video)



そして今回音楽もよかった!
ソーシャルネットワークやドラゴンタトゥーの女でも一緒だった、トレント・レズナーが手がけてるんですよね。

ドラゴンタトゥーの女ではもうあのOPでやられて大大大大好きだったもの!!!
OPのために2回も観に行ったぐらいw

あのなんと表現したらいいかわかんないんだけど、ちょっと聴いていて不快になるようなざらついた効果音が後半以降よく使われていて、心が平穏で居られなくなるw
ざわざわしだすというか、フィンチャー監督の寒色系の冷たくて無機質な映像にとってもあってるんだよね。

編集も巧すぎる。
最初と最後のエイミー。
全く同じ構図の映像なのに、表情が全く違う。

秘密の明かされ方も唐突でストーリーにぐぐっとひきつけられる。

予告での印象と全く違う印象を受ける作品。

デヴィッドフィンチャー監督の才能がとことん発揮されてて、もうたまらない。
身の毛もよだつほどのサスペンススリラー。
ぜひ映画館でひぃぃぃぃって真っ青になってきてください(;∇;)



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