バンクーバーの朝日 試写会☆妻夫木聡さん石井裕也監督舞台挨拶 [映画]
先日、バンクーバーの朝日の試写会へ行ってきました三(/^^)/
妻夫木聡さんと石井裕也監督の舞台挨拶もありました☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
地方にも関わらず主演の舞台挨拶があるのは本当に嬉しいです♡
トークの内容メモしたので、簡単に紹介。
こんな感じのことを話してたってぐらいに受け取ってもらえればと思います。
ちなみに名古屋では亀の話題は一切なかったw
12/9(火)名鉄ホール 18:30から
募集時には舞台挨拶があるとは明記されてなくて、当選時に知らされるという方式。
妻夫木さんはダークグレーのスーツに白シャツにブラックネクタイ。
石井監督は結構ラフな服装だったw
司会は映画パーソナリティーの松岡ひとみさん。
舞台挨拶行くとよくこの方が司会やっていらっしゃるw
妻夫木さん:鳥鍋の鳥久が全焼して本当に残念な妻夫木です…ウォーターボーイズの時に初めて食べに行ってとても美味しかった。
建物を保存するとかしないとかで市長さんと議論になってたとこです(((^-^)))
そんな時にこんなことになっていろいろ憶測がとびかってるようで話題になってます(((^-^)))
名古屋の話。
妻夫木さん:ぼくたちの家族で名古屋に舞台挨拶で来て、そのときは石井監督がバンクーバーに行ってていなくって。
その舞台挨拶はミリオン座でやってたと思う。
こんな小さな映画館にも来るんだと思ったもの。
妻夫木さんは石井監督とは二作目なんですよね。
池松さんが弟役でした。
司会:妻夫木さんからみた石井監督は?
妻夫木さん:石井監督とは一番一緒に仕事をしたかった。ちょい役でもいいから(笑)でもまさか次回作ですぐに仕事ができるとは思ってなかった(笑)50年後も楽しみな監督。大御所の監督って数人しか残らないじゃないですか。山田洋二監督とか…
そういえば妻夫木さんは山田洋二監督作品出演してますね。
最近では小さいおうち。
あと東京家族かな
妻夫木さん:石井監督は31歳ではじめての年下の監督なんです。
観客:工エエェェ(;`ω´;)ェェエエ工
妻夫木さん:そんなざわつくこと?(笑)
このまえのホンマでっかで知ったけど妻夫木さんは33歳でもうすぐ34歳になるのかな。
妻夫木さん:若くして才能を発揮してる監督で若くても年をとってもいいものはいいです。僕に対しても佐藤浩市さんに対しても態度が全然変わらなく接してくれる。
司会:石井監督から見て妻夫木さんは?
石井監督:普通の男、平凡な男を色っぽくツヤっぽく演じることができる役者。妻夫木さんが主役の作品がいくつもあるけど、脇役を立たせることができる人。周りが巧いのかと思われるかもしれないけど、実は妻夫木さんが脇役の演技を引き出していて、輝かせていると言いたいとずっと思ってました。今言いましたけど(笑)
妻夫木さん:///// ぜひ全国ネットで言ってほしい(笑)名古屋の方、広めてください(笑)
司会:バンクーバーの朝日はオリジナル脚本だが?
石井監督:朝日というチームをどう作りあげるのかがポイントだった。バンクーバーに渡った人については話をいただいてから初めて知った。
妻夫木さん:フェアプレーや差別があってもくじけず、力では勝てないのでブレインベースボールであったり、当時は平均身長が160cmぐらいなんですよね、それでもリーグ優勝してたりして、逆境にくじけない姿、日本人として誇りに思う。
司会:オープンセットの話
石井監督:東京ドーム一個分のオープンセットを作りました。バンクーバーで撮るという案もあったけど、当時の面影はもうなかったので。たまにあるじゃないですか、海外の映画で日本を舞台にしててひどい作品(笑)そりゃないだろっていうような(笑)そういう風にはならないように気をつけました。
司会:野球の話
妻夫木さん:野球初めてで一からのスタートでした。投げ方から。
石井監督:大変そうだったけど、がんばれっていうか(笑)妻夫木さんは撮影開始までにはきちんと仕上げてきてくれるとわかってましたので、そのプロセスはがんばってという感じ(笑)
妻夫木さん:(笑)野球指導の方もいらっしゃった。公園の壁で球投げたりしてました。石垣の壁に向けてやってて、川のそばだったから球が川に落ちたりして(笑)最初1球だけで練習してたんですよ(笑)3球ほど川に吸い込まれていきました(笑)最終的には場所が悪いんだと思って違う公園に行きました(笑)
あと延々とバントの練習したり。周りの少年から白い目で見られながら(笑)いい大人が(笑)
司会:映画の中で名古屋弁が使われている話
石井監督:いろんな地方の人がバンクーバーに行っていたので、日本人同士でも何をいっているのかわからないというエピソードがあった。小さい日本を描きたかった。役者さんに名古屋出身の人がいたので、そのまま話してもらった。
妻夫木さん:名古屋弁ってどんな感じ?(観客にむかって)
司会:どえらいとかいこみゃーとか?(笑)
妻夫木さん:どえらいよかったがねって言いながら帰ってくださいね(笑)
司会:最後に伝えたいこと
石井監督:深みのあるエンターテイメントになった。押し付けがましい感動大作ではないですけど(笑)少しでも面白いと思っていただけたなら、隣や近所の人を誘ってぜひ映画館へ(笑)
妻夫木さん:すごい宣伝されてますね(笑)今日は本当に足を運んでいただいてありがとうございます。スタッフキャスト全員が心を込めて作りました。あまり難しいことを考えずに楽しんでください。バンクーバー映画祭でも現地の方々は僕の滑稽な姿を観てたくさん笑っていたので、皆さんも楽しんでもらえたらと思ってます。もしよろしければ、12/20公開なので、どえらいよかったがねと言って映画館でもぜひ観てください!(笑)
司会:本日はありがとうございました。
というような舞台挨拶でした☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
もっと撮影の裏話聴きたかったなーと思ったw
できれば亀の話もw/(^O^)\
監督が若いってことは知ってたけど、あんなに若かっただなんてw
舟を編むでの評価はそういえば最年少記録でしたね。
舟を編むとってもよかったので、亀が出ていないくても、今回の作品は気になってたと思います。
ちなみに石井監督の奥様はハチヤ先生こと満島ひかりさんです。
☆あらすじ☆
20世紀初頭、多くの日本人が胸をふくらませ新天地カナダを目指し海を越えていった。しかし彼らに対する風当たりは厳しく、差別や辛い肉体労働、貧困を耐え忍んでいた。そんな中、日系二世が中心となりバンクーバーを拠点にした野球チーム『バンクーバー朝日』が結成される。フェアプレー精神を貫き巧みな戦術を用いてひたむきに戦う彼らは、やがて日系移民の希望となり、白人社会からも賞賛を得、激動の時代を照らす光となっていく……。
作品はとても丁寧に描かれていると感じました。
舟を編むでも原作と比べるとよくわかるけど、本当に場面場面が丁寧に描かれていたんだよね。
たぶん原作ファンであの映画を観た人から文句もなかったんじゃないかなw
かぐやが現れるシーンとか原作の文章を読んでそのシーンを頭で想像したものがそのままが映画化されていたような気がする。
マジメさんもイメージ通りだったw
バンクーバーの朝日では前半は画面もストーリーも本当に暗くて、台詞もそれほどなく、陰鬱な印象。
それは移民の生活のつらさやひどさを表現することが必要だから仕方のないことなんだけど、息が詰まりそうになる。
その場面とは対照的に朝日チームの野球のシーンは画面も明るくてコミカルなシーンもあったりする。
野球のシーンは音楽もガラっと変わる。
その対比が見事で、朝日チームが移民たちの希望だったということがよくわかる。
つらい日々の生活の中でそれだけが自分達を支えてくれるような気持ちになる。
メインの五人のキャスティングとってもいいですね。
野球経験者が多いから野球のプレーも見応えあるし、妻夫木さんはちゃんとスライディングもしてて野球の練習の成果がちゃんと出てる!さすが!
亀はピッタリの役でした!
少し影があってこの世の不幸を背負っているような、そして俺はお前たちとは違うんだっていうようなヒール役。
亀梨和也にはそういう役がよく似合いますw
そしてレジーとロイの2人のシーンは監督が言うように本当に恋人同士かとwww
これは薄い本作れまっせ!!!www
アイドルである亀の顔の表情を撮らずに横顔を陰影だけで見せてるシーンもあって、そこは美しいなって思うほどでした。
ロイはキュッと真一文字に結んだ口元で睨むような表情が多い演技の中で笑顔を見せるシーンが2ヶ所ほどあるんですけど、その笑顔が光りますね。
それはすべてレジーの前でしか見せてないわけです。
あのベンチで笑いをこらえてるところは直接見せてるわけではないけどw
2人だけでしかわからない世界ってのもあったのかな。
そんな雰囲気を出してるふたりw
やばいっすよw奥さんwww
オープンセットはとても見応えありました。
これが日本で撮影されたとはとても思えない。
あと英語もがんばってましたねw亀w
妻夫木さんのほうがとてもナチュラルに話してらしたけどw
女優陣も舟を編むの宮崎あおいさんもほんの少しだけど、3シーンぐらい出てたり、本上まなみさんも3シーンぐらい?
佐藤浩市さんも笑いを誘うようなシーンも用意してあったりして、暗いストーリーの中でも希望が持てる作品になってます。
私は42思い出しました。
史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの半生。
差別にあいながらも決して暴力には訴えなかった。
野球のプレーで世界を変えていった。
今ではその背番号を知らない人はいない。
朝日も差別や逆境に耐えて、フェアプレーの精神を貫いていく。
それがカナダの人にも伝わっていく。
カナダリーグでも表彰されるほどに。
せこいことして勝ったとしてもそれは勝ったほうも嬉しくない。
それは人種が違っても同じ気持ち。
スポーツは正々堂々戦うから気持ちがいいんだし、だからこそ感動するのだ。
敵チームがナイスプレーをすれば拍手して賞賛を送るのはもちろんだ。
野球ファンとしてはそういうファンでいたい。
作品自体は私的にぶっちゃけてしまうと、舟を編むほどにはヒットしないと思います…(;∇;)
やはりあれは原作がすばらしかった…
でもバンクーバー朝日は過去バンクーバーに渡った人がいて朝日というチームがいたという史実を知ることができたってだけでもすばらしいと思うし、今とても力のある若手監督と若手演技派が揃っている作品だってことは間違いないと思うので、野球が好きな人や映画が好きという人にはぜひ観てほしいなと思います。
2014年12月20日から公開です☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
それまでに怒涛の番宣ありますので、温かく見守ろうと思います♡
妻夫木聡さんと石井裕也監督の舞台挨拶もありました☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
地方にも関わらず主演の舞台挨拶があるのは本当に嬉しいです♡
トークの内容メモしたので、簡単に紹介。
こんな感じのことを話してたってぐらいに受け取ってもらえればと思います。
ちなみに名古屋では亀の話題は一切なかったw
12/9(火)名鉄ホール 18:30から
募集時には舞台挨拶があるとは明記されてなくて、当選時に知らされるという方式。
妻夫木さんはダークグレーのスーツに白シャツにブラックネクタイ。
石井監督は結構ラフな服装だったw
司会は映画パーソナリティーの松岡ひとみさん。
舞台挨拶行くとよくこの方が司会やっていらっしゃるw
妻夫木さん:鳥鍋の鳥久が全焼して本当に残念な妻夫木です…ウォーターボーイズの時に初めて食べに行ってとても美味しかった。
名古屋の料理店「鳥久」旧店舗が全焼:一面:中日新聞(CHUNICHI Web) http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014112202000255.html
建物を保存するとかしないとかで市長さんと議論になってたとこです(((^-^)))
そんな時にこんなことになっていろいろ憶測がとびかってるようで話題になってます(((^-^)))
名古屋の話。
妻夫木さん:ぼくたちの家族で名古屋に舞台挨拶で来て、そのときは石井監督がバンクーバーに行ってていなくって。
その舞台挨拶はミリオン座でやってたと思う。
こんな小さな映画館にも来るんだと思ったもの。
妻夫木さんは石井監督とは二作目なんですよね。
池松さんが弟役でした。
司会:妻夫木さんからみた石井監督は?
妻夫木さん:石井監督とは一番一緒に仕事をしたかった。ちょい役でもいいから(笑)でもまさか次回作ですぐに仕事ができるとは思ってなかった(笑)50年後も楽しみな監督。大御所の監督って数人しか残らないじゃないですか。山田洋二監督とか…
そういえば妻夫木さんは山田洋二監督作品出演してますね。
最近では小さいおうち。
あと東京家族かな
妻夫木さん:石井監督は31歳ではじめての年下の監督なんです。
観客:工エエェェ(;`ω´;)ェェエエ工
妻夫木さん:そんなざわつくこと?(笑)
このまえのホンマでっかで知ったけど妻夫木さんは33歳でもうすぐ34歳になるのかな。
妻夫木さん:若くして才能を発揮してる監督で若くても年をとってもいいものはいいです。僕に対しても佐藤浩市さんに対しても態度が全然変わらなく接してくれる。
司会:石井監督から見て妻夫木さんは?
石井監督:普通の男、平凡な男を色っぽくツヤっぽく演じることができる役者。妻夫木さんが主役の作品がいくつもあるけど、脇役を立たせることができる人。周りが巧いのかと思われるかもしれないけど、実は妻夫木さんが脇役の演技を引き出していて、輝かせていると言いたいとずっと思ってました。今言いましたけど(笑)
妻夫木さん:///// ぜひ全国ネットで言ってほしい(笑)名古屋の方、広めてください(笑)
司会:バンクーバーの朝日はオリジナル脚本だが?
石井監督:朝日というチームをどう作りあげるのかがポイントだった。バンクーバーに渡った人については話をいただいてから初めて知った。
妻夫木さん:フェアプレーや差別があってもくじけず、力では勝てないのでブレインベースボールであったり、当時は平均身長が160cmぐらいなんですよね、それでもリーグ優勝してたりして、逆境にくじけない姿、日本人として誇りに思う。
司会:オープンセットの話
石井監督:東京ドーム一個分のオープンセットを作りました。バンクーバーで撮るという案もあったけど、当時の面影はもうなかったので。たまにあるじゃないですか、海外の映画で日本を舞台にしててひどい作品(笑)そりゃないだろっていうような(笑)そういう風にはならないように気をつけました。
司会:野球の話
妻夫木さん:野球初めてで一からのスタートでした。投げ方から。
石井監督:大変そうだったけど、がんばれっていうか(笑)妻夫木さんは撮影開始までにはきちんと仕上げてきてくれるとわかってましたので、そのプロセスはがんばってという感じ(笑)
妻夫木さん:(笑)野球指導の方もいらっしゃった。公園の壁で球投げたりしてました。石垣の壁に向けてやってて、川のそばだったから球が川に落ちたりして(笑)最初1球だけで練習してたんですよ(笑)3球ほど川に吸い込まれていきました(笑)最終的には場所が悪いんだと思って違う公園に行きました(笑)
あと延々とバントの練習したり。周りの少年から白い目で見られながら(笑)いい大人が(笑)
司会:映画の中で名古屋弁が使われている話
石井監督:いろんな地方の人がバンクーバーに行っていたので、日本人同士でも何をいっているのかわからないというエピソードがあった。小さい日本を描きたかった。役者さんに名古屋出身の人がいたので、そのまま話してもらった。
妻夫木さん:名古屋弁ってどんな感じ?(観客にむかって)
司会:どえらいとかいこみゃーとか?(笑)
妻夫木さん:どえらいよかったがねって言いながら帰ってくださいね(笑)
司会:最後に伝えたいこと
石井監督:深みのあるエンターテイメントになった。押し付けがましい感動大作ではないですけど(笑)少しでも面白いと思っていただけたなら、隣や近所の人を誘ってぜひ映画館へ(笑)
妻夫木さん:すごい宣伝されてますね(笑)今日は本当に足を運んでいただいてありがとうございます。スタッフキャスト全員が心を込めて作りました。あまり難しいことを考えずに楽しんでください。バンクーバー映画祭でも現地の方々は僕の滑稽な姿を観てたくさん笑っていたので、皆さんも楽しんでもらえたらと思ってます。もしよろしければ、12/20公開なので、どえらいよかったがねと言って映画館でもぜひ観てください!(笑)
司会:本日はありがとうございました。
というような舞台挨拶でした☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
もっと撮影の裏話聴きたかったなーと思ったw
できれば亀の話もw/(^O^)\
監督が若いってことは知ってたけど、あんなに若かっただなんてw
舟を編むでの評価はそういえば最年少記録でしたね。
舟を編むとってもよかったので、亀が出ていないくても、今回の作品は気になってたと思います。
ちなみに石井監督の奥様はハチヤ先生こと満島ひかりさんです。
☆あらすじ☆
20世紀初頭、多くの日本人が胸をふくらませ新天地カナダを目指し海を越えていった。しかし彼らに対する風当たりは厳しく、差別や辛い肉体労働、貧困を耐え忍んでいた。そんな中、日系二世が中心となりバンクーバーを拠点にした野球チーム『バンクーバー朝日』が結成される。フェアプレー精神を貫き巧みな戦術を用いてひたむきに戦う彼らは、やがて日系移民の希望となり、白人社会からも賞賛を得、激動の時代を照らす光となっていく……。
作品はとても丁寧に描かれていると感じました。
舟を編むでも原作と比べるとよくわかるけど、本当に場面場面が丁寧に描かれていたんだよね。
たぶん原作ファンであの映画を観た人から文句もなかったんじゃないかなw
かぐやが現れるシーンとか原作の文章を読んでそのシーンを頭で想像したものがそのままが映画化されていたような気がする。
マジメさんもイメージ通りだったw
バンクーバーの朝日では前半は画面もストーリーも本当に暗くて、台詞もそれほどなく、陰鬱な印象。
それは移民の生活のつらさやひどさを表現することが必要だから仕方のないことなんだけど、息が詰まりそうになる。
その場面とは対照的に朝日チームの野球のシーンは画面も明るくてコミカルなシーンもあったりする。
野球のシーンは音楽もガラっと変わる。
その対比が見事で、朝日チームが移民たちの希望だったということがよくわかる。
つらい日々の生活の中でそれだけが自分達を支えてくれるような気持ちになる。
メインの五人のキャスティングとってもいいですね。
野球経験者が多いから野球のプレーも見応えあるし、妻夫木さんはちゃんとスライディングもしてて野球の練習の成果がちゃんと出てる!さすが!
亀はピッタリの役でした!
少し影があってこの世の不幸を背負っているような、そして俺はお前たちとは違うんだっていうようなヒール役。
亀梨和也にはそういう役がよく似合いますw
そしてレジーとロイの2人のシーンは監督が言うように本当に恋人同士かとwww
これは薄い本作れまっせ!!!www
アイドルである亀の顔の表情を撮らずに横顔を陰影だけで見せてるシーンもあって、そこは美しいなって思うほどでした。
ロイはキュッと真一文字に結んだ口元で睨むような表情が多い演技の中で笑顔を見せるシーンが2ヶ所ほどあるんですけど、その笑顔が光りますね。
それはすべてレジーの前でしか見せてないわけです。
あのベンチで笑いをこらえてるところは直接見せてるわけではないけどw
2人だけでしかわからない世界ってのもあったのかな。
そんな雰囲気を出してるふたりw
やばいっすよw奥さんwww
オープンセットはとても見応えありました。
これが日本で撮影されたとはとても思えない。
あと英語もがんばってましたねw亀w
妻夫木さんのほうがとてもナチュラルに話してらしたけどw
女優陣も舟を編むの宮崎あおいさんもほんの少しだけど、3シーンぐらい出てたり、本上まなみさんも3シーンぐらい?
佐藤浩市さんも笑いを誘うようなシーンも用意してあったりして、暗いストーリーの中でも希望が持てる作品になってます。
私は42思い出しました。
史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの半生。
差別にあいながらも決して暴力には訴えなかった。
野球のプレーで世界を変えていった。
今ではその背番号を知らない人はいない。
朝日も差別や逆境に耐えて、フェアプレーの精神を貫いていく。
それがカナダの人にも伝わっていく。
カナダリーグでも表彰されるほどに。
せこいことして勝ったとしてもそれは勝ったほうも嬉しくない。
それは人種が違っても同じ気持ち。
スポーツは正々堂々戦うから気持ちがいいんだし、だからこそ感動するのだ。
敵チームがナイスプレーをすれば拍手して賞賛を送るのはもちろんだ。
野球ファンとしてはそういうファンでいたい。
作品自体は私的にぶっちゃけてしまうと、舟を編むほどにはヒットしないと思います…(;∇;)
やはりあれは原作がすばらしかった…
でもバンクーバー朝日は過去バンクーバーに渡った人がいて朝日というチームがいたという史実を知ることができたってだけでもすばらしいと思うし、今とても力のある若手監督と若手演技派が揃っている作品だってことは間違いないと思うので、野球が好きな人や映画が好きという人にはぜひ観てほしいなと思います。
2014年12月20日から公開です☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
それまでに怒涛の番宣ありますので、温かく見守ろうと思います♡
【文庫】 バンクーバー朝日~日系人野球チームの奇跡~ (文芸社文庫)
- 作者: テッド・Y・フルモト
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2014/10/04
- メディア: 文庫
【映画ノベライズ】バンクーバーの朝日 (マガジンハウス文庫 に 2-1)
- 作者: 西山 繭子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2014/10/16
- メディア: 文庫