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告白☆ [映画]

さっそくレディースディに観にいってきました(*´ω`*)←はやっw
原作の強い印象を忘れないうちに。

あえて空いていそうな平日昼間を狙って行ったのに、なぜ満席?Σ(;`ω´;≡;`ω´;)
しかも若い人すごく多いΣ(;`ω´;≡;`ω´;)
R15の年齢制限があるけど、高校生ぐらいが多い気がした。
高校生って3人だといつでも1000円ってのまだやってる?
大ヒットってのがよくわかります。
この作品が大ヒットって内容からするとちょっと怖い気もするけど(;`ω´;)

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☆あらすじ☆
女教師・森口悠子の3歳の一人娘・愛美が、森口の勤務する中学校のプールで溺死体にて発見された。数ヵ月後、森口は終業式後のホームルームにて「私の娘はこの1年B組生徒二人に殺されたのです」と衝撃の告白をし、ある方法にてその二人の生徒に復讐する。
そして4月、クラスはそのまま2年生に進級。犯人のひとりAはクラスのイジメの標的になっていた。そして、もうひとりの犯人Bは登校拒否し、自宅に引きこもっていた…。


鬼才、中島哲也監督作品。
下妻物語、嫌われ松子の一生、パコと魔法の絵本の作品でとても有名。
元々CM製作の人なので、すごくカット割が斬新というか、鮮やかな色彩に、ポップな音楽。
とにかく映像という世界を最大限に見せることができる人なんだと思う。
そして役者にとっても厳しいというのは有名ですね。(;`ω´;)
泣かされるって聞きますもの。。。(;`ω´;)


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嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]

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パコと魔法の絵本 通常版 [DVD]

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そんな監督作品とは思えないほど、映像の色彩は暗く、時々入る曇り空がまるで登場人物の心情を表しているよう。
そこから始まる森口先生のモノローグ。
松たか子の抑えた演技は、みるものをひきつけます。
クールな中に、あきらめではなく、怒りを秘めて、淡々と話すところに怖さを感じます。

それとは対照に、中学一年生の生徒達の騒がしいこと騒がしいこと。
この対比が原作でも文字で上手く表現されてたけど、映像化してもさすがですね。

ほぼ原作どおりに進むけど、少し台詞が変えられていたりした。
ジャニーズJr.なんて言葉出てくるなんてΣ(;`ω´;≡;`ω´;)

あとAKB48の映像もはっきりとわかるくらい登場してるΣ(;`ω´;≡;`ω´;)
監督が入れてみたらどうだろう?って思ってやってみたらしいけど。

原作を読んでいても気になったけど、あーこの事件、この登場人物この人だなとかリアルに感じることが散りばめられている。
だから怖さだったり、後味の悪さだったり、なんか気持ちがすっきりしなかったりをとてもリアルに感じる。
これって現実にあっても少しもおかしくないから(;`ω´;)

生徒達はオーディションで選ばれたそうだけど、少年A、Bが思ってたよりもすごく背が小さくて、あぁ中学1年生なんだなってことを思いっきり突きつけられた気がする。。。
例えば、少年Aを原作読んだイメージでは、私的にHey! Say! JUMPの山田涼介だった(;`ω´;)私的にね。
クールなイメージがあったから。
かっこよさとかそういうのじゃなくて、リアリティかなぁ、そういうのを感じた。
中島監督の言葉を読む限り、そういうのは特に求めてないみたいなこと書いてあったけど。

犯人Bの母を演じた木村佳乃はイメージぴったり。
ちょっとオーバー過ぎるリアクションが狂気にも見えたし、綺麗で美しい人が髪振り乱して演技するシーンはやはり魅入ってしまう。

そして岡田将生のウェルテルもイメージぴったり。
重力ピエロの春のような繊細な役もできれば、ウェルテルのような無神経な役もできるのねーと感心するw
でもあのウザく浮いてる演技は見事でしょw

ラストシーンは原作を読んだ人だとやっぱりちょっと余分に感じる(;`ω´;)
できれば、少年Aの絶叫ぐらいで終わって欲しかった。。。

原作はあのバッサリ感がいいわけで。。。

せいぜい許しても、逆回転の時計が元に戻るシーンで涙流れるところまでかなぁ。
もし私が監督ならだけど(;`ω´;)←誰もアナタには頼みませんってばw

最後の松たか子の台詞の一言。
あれは原作にはなかった。
脚本も手がけた監督が付け足したんだよね。

あえて言わせたからには、あの言葉に意味があるんだろうけど。
どうなんだろう(・´ω`・)

映画は原作より森口先生の気持ち、つらさや憎しみをより表現していた。
雨の中の嗚咽するシーンとか。
復讐する気持ちがより強く描かれていた。
わかりやすくするためなのかな。

少年法を扱った作品、たくさんあるけど、さまよう刃を思い出したりした。
どちらも読後の爽やか感は皆無だけどね(;`ω´;)

R15だからなのか、鮮血のシーンがかなり多かった。
ヒッチコックのサイコ思い出した。


サイコ [DVD]

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これは白黒だからまだいいけど、こちらはカラーですから(;`ω´;)
サイコはナイフが肉体に刺さってるシーンは一切なしであの有名なシーンを作ったけど、この告白では、かなり肉体に当たってるシーンも映ってたよね(;`ω´;)
ナイフのシーンは鮮血だけだったかもしれないけど、鈍器で殴るシーンは当たってた。。。(;`ω´;)

すごくショッキングな作品。
この生徒と同じ13歳の人は見れないなんて、なんだかなーとも思ったり。
難しいね(・´ω`・)

私が大好きな沙粧妙子のDVDが出ないのもそういう理由なんだろうなとも思うし。
難しい時代となってきました(・´ω`・)

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jnk

沙粧妙子のDVDコンプリートBOX、最近(6月)発売されましたよ。
とくダネ!で紹介してたのをたまたま見てました。
もう15年も前なんですね。ビックリしました。

私も告白、読んだ後に映画も見ました。
映画のラストは言われてみればちょっとくどいですね。
by jnk (2010-07-10 01:30) 

Victoria

>jnkさん
こんばんは(*´ω`*)
Σ(;`ω´;≡;`ω´;)
なんですってー沙粧妙子のDVDが!!
うわーーほんとだー!
情報ありがとうございます(*´ω`*)
欲しい!(人*´ω`*)

映画も原作もそれぞれのよさがあると思うけど、私は原作ラストの容赦ないぶった切り感と冷たさが好きですね。
by Victoria (2010-07-13 00:03) 

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