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清洲会議☆ [映画]

三谷監督最新作、清須会議を観に行ってきました≡⊂( ^-^)⊃

歴史好きにはたまんないよねw
でも歴史あまり得意ではないって人でも面白いと思うよ
しらないからこそ変な先入観なくこの人はこんな人なのかなって思うところもあるだろうし。



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☆あらすじ☆
天正10年(1582年)。本能寺の変で、一代の英雄・織田信長(篠井英介)が明智光秀(浅野和之)に討たれた。跡を継ぐのは誰か……。後見に名乗りをあげたのは、筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と後の豊臣秀吉・羽柴秀吉(大泉洋)であった。勝家は、武勇に秀で聡明で勇敢な信長の三男・信孝(坂東巳之助)を、秀吉は、信長の次男で大うつけ者と噂される信雄(妻夫木聡)を、それぞれ信長の後継者として推す。勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様(鈴木京香)は、最愛の息子を死なせた秀吉への恨みから勝家に肩入れ。一方、秀吉は、軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方に付け、秀吉の妻・寧(中谷美紀)の内助の功もあり、家臣たちの心を掴んでいくのだった。そんな中、織田家の跡継ぎ問題と領地配分を議題に“清須会議”が開かれる。会議に出席したのは、勝家、秀吉に加え、勝家の盟友で参謀的存在の丹波長秀(小日向文世)、立場を曖昧にして強い方に付こうと画策する池田恒興(佐藤浩市)の4人。様々な駆け引きの中で繰り広げられる一進一退の頭脳戦。騙し騙され、取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合っていく……。



殺陣や合戦シーンがなくても時代劇って作れるんだねw
さすがだわ☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


これだけたくさんの登場人物がいるのにそれぞれの思惑や野望やたくらみを描きつつ見事にまとめることができるのは三谷幸喜監督しかいない☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

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ヴィジュアル面の面白さ。
織田勢の鼻の大きさ。
豊臣の耳の大きさ。

外国の人が観ても血縁がわかるようにしたとのこと。



衣装も色で分けてあるんだって。
織田が赤。
豊臣が黄。
柴田が青。
丹羽がグレーだったかな。


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会議の行方は歴史を知らなくてもこの後豊臣が天下を取ることぐらいは知ってる。
秀吉を才能豊かに演じていた大泉さん

あと池田の佐藤浩市さんw
目が泳いでる演技をずっとしててほしいと三谷監督が言ってたけどわろたわwww


キャスティングぴったりすぎる。
人をよく観察しているのかな。
当てはまり方がもう見事すぎて。


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お市の方の京香さん
なぜ柴田勝家と結婚するのかということもとても納得のいく解説をしてて面白いw

歴史好きの三谷監督が描きたかったことはそれぞれのキャラクターがどんなことを思って企んでたのか、みんな活き活きしてるw
映画館中がどっと笑うシーンもある。

私は三谷監督のワンシチュエーションコメディが大好きで、一番好きなのが王様のレストランの第5話。
なんといっても第5話。
総支配人の話。


映画だとラヂオの時間かな
脚本の面白さが際立つ作品が好き♡



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舞台はオケピ!しか観に行ったことないんだけど、地方だとあまり公演がないんですよね(;∇;)


竜馬におまかせの勝海舟の自宅にヴィクトリーシーボートって表札掲げてたの今思い出しても笑えるwww


清洲会議とても長いんだけど、あっというまw
ラスト付近の剛力さんの台詞にええええええってなること間違いなしw


秀吉と寧の名古屋弁もほほえましい☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

あと旗取り合戦は浜松の篠原海岸で撮影したそう。
真夏の設定だけど、なんと撮影は真冬だったとか。
役者さんの吐く白い息をVFXで消したそうだ。

それは黒澤明監督の「暑い時期に暑い芝居をするより、寒い時期に暑さを演じる方が絵の中に暑さが見えてくる」と言ってたからだそう。

映画ってこういうところも面白いね。

あとこのインタビューも興味深かった。

美術監督の種田陽平氏


映画というのは白黒から出発したので、光と影なんです。白黒でフラットな照明だと絵にならない。だから映画美術史というのは、影を出すための立体的なセット作りを積み重ねてきた100年なんです。そういう映画らしさを意識すると、空間作り、シチュエーション作りも全部変わる。



VFXがかなり使われててお金かかってるなーって。
美術セットも見事ですね。

ヒットすれば予算も取れるけど、そういう作品は限られてるからね。
アメリカの映画やドラマとは全然違う。

その点はこの記事がとてもわかりやすかった。


清洲会議は前作のステキな金縛りより公開スクリーンの数が多い。
公開初日から超満員でした。
幅広い年代の観客が観てた。
戦国の歴史好きな人多いもんねw

清洲会議も大ヒット間違いないと思います☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


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