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ミケランジェロ・プロジェクト☆THE MONUMENTS MEN [映画]

先月、ミケランジェロ・プロジェクトを観に行ってきました≡⊂( ^-^)⊃

公開が遅れて遅れて、一旦公開中止になるし、日本では観れないかと心配してました(((^-^)))
公開されてよかった…(^-⊂)


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☆あらすじ☆
第二次世界大戦が激化する中、ヨーロッパ各国に侵攻したドイツ軍が、大量の美術品略奪を重ねていた。危機感を募らせたハーバード大学付属美術館の館長フランク・ストークス(ジョージ・クルーニー)は、ルーズベルト大統領を説得。歴史的建造物や美術品を守る特殊チーム“モニュメンツ・メン”を結成する。そのメンバーは、リーダーのストークス以下、メトロポリタン美術館で中世美術を管理するジェームズ・グレンジャー(マット・デイモン)、建築家リチャード・キャンベル(ビル・マーレイ)、彫刻家ウォルター・ガーフィールド(ジョン・グッドマン)、ユダヤ系フランス人美術商ジャン・クロード・クレモント(ジャン・デュジャルダン)ら7人。略奪された美術品の追跡、発掘、保護を使命としてヨーロッパへ旅立った彼らは1944年7月、フランスのノルマンディー海岸に到着する。だが、激戦を終えたばかりの連合軍から十分なサポートは期待できない。やむなく2,3人ずつに分かれてヨーロッパ各地へ移動し、別々に任務を遂行することとなる。様々な困難を乗り越え、着実に成果を挙げて行くモニュメンツ・メン。ストークスたちは、パリで美術品略奪に加わったシュタールという男から重要な地図を奪取。坑道に隠されていた数多くの美術品を発見する。パリを訪れたグレンジャーは、クレール・シモーヌ(ケイト・ブランシェット)という女性の信頼を得て、ナチが運び出した何千点もの美術品の台帳とそれらの運び先の情報を入手。その一方で、2人のメンバーが命を落としていた。やがてドイツに集結したモニュメンツ・メンは、最大の隠し場所と見られる場所に向けて決死の行動を起こす。果たして、そこには消息不明となったミケランジェロの作品も隠されているのか?だがその行く手には、横槍を入れてきたソ連軍の影がちらつき、ヒトラーの自殺によって全てを破壊しようとするナチの脅威が待ち受けていた……。


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豪華なキャスティング、スティーブンソダーバーグ作品のオーシャンズ11みたいにして今回も集めたんだろうかw
マットはジョージ兄の言うことならハイハイって挙手してそうだけどw

マットのフランス語www
彼はほんといじられ役がオイシイですよねw
結構いい年なのに、ジョージ兄の前になると、まるで子供のようw

慕ってるんだなという関係性が、画面を通して伝わってきます。

そして映画、作品作りが好きってことも。

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そしてビルマーレイの独特の力の抜いた存在感!
煙草のシーン、絶妙だった。
彼にしかできない気がした。

なんで戦争してるんだろうってすごく思った。
あーゆうところが彼の持ち味でいいとこなんだなって。


最初の方に、ヒトラーが美術学校に2回落ちたというエピソードが語られるんだけど、そこがとてもいい。
あるとないとでは大違い。
美術、芸術に対するコンプレックスがあるから、あのようなことができたのかと納得できた。

歴史ある美術品や絵画を焼くなど非道なことができたものだ。

戦争を描くということは、こういった側面からの描き方もある。

たとえば、ノルマンディー上陸作戦、プライベートライアンでは冒頭の30分で壮絶にリアルに描く。
もうポップコーンなんて食べていられない。30分で押し黙る。
マットデイモンつながりでプライベートライアンをあげたけど、他にもノルマンディー上陸作戦を描いた戦争映画はたくさんある。
トムハンクスたちが探しに行く、ライアン二等兵をマットデイモンが演じています。







でもこのミケランジェロプロジェクトでのノルマンディー上陸はその作戦の後であって、超明るい上陸だぜwww

戦闘シーンも少なくて、重要なシーンだけ取り上げられるぐらい。
映像もかなり明るい。
ジョークで場を和ます。

ヒトラーの行った行為。
「これはゴールドですか?」
「いや、金歯だ…」
というシーン。
この感情が受ける余波…ずとーんと気分が重くなります。

ヒトラーが何もかも欲しかった、その精神構造が気になります。
本を焼く、芸術を焼く、人々の歴史を文化を壊すこと。
言葉も通じず理解できない考えがあったとしても、それを破壊する権利は誰にもない。
受け入れろとは言わないけど、存在を認めること。
そういう人もいるんだと認めること。
受け入れられないけど。

それすらできない人が今でもたくさんいる。
干渉して攻撃して傷つける。
世間がといいながら、実はただ自分が気に入らないからである。
いつでも戦争が起こる可能性なんていくらでもあるのだ。

ハンガーゲームFINALレボリューションで「戦いはいつでも私怨である」とカットニスが言っていたのがよくわかる。大義名分を背負っていたとしても、それは結局後付けでしかない。結局は自分が気に入らないからなのだ。

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ケイトブランシェットのフランス女サイコーですよw


このミケランジェロプロジェクト、原題はTHE MONUMENTS MEN、実話なんです。
エンドロールで聖母子像が大事そうに網に包まって運ばれているのが、全くその通りに再現されています。
彼らが命をかけて美術品を守り救出してくれたおかげで、今も鑑賞できる。

ジョージクルーニーの監督・製作・脚本・主演作品になるんですけど、配給が小さいところなのかな。
公開がすごく遅れて、どっかから圧力がかかったとか言われてますけど、よくわからんw
マットファンとしては日本公開されてよかった(^-⊂)



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