ブラックスワン☆BLACK SWAN：眠れないのは誰のせい☆：SSブログ

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ブラックスワン☆BLACK SWAN　[映画] [編集]

ナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞を受賞したブラックスワン。
公開を楽しみにしていました（*´ω｀*）
ただ予告があまりにもホラー…な感じだったので躊躇してたんですが、評価が高いので観にいってきました（*´ω｀*）

ホラーは苦手だけど、心理サスペンスは大丈夫…

☆あらすじ☆
ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、元ダンサーの母親・エリカ(バーバラ・ハーシー)の寵愛のもと、人生の全てをバレエに捧げていた。そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。だが純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦であった。さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリー(ミラ・クニス)の出現も、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった……。

あっという間だった。
ラストは思わず涙出そうになるほど…感動的ですらあった…
ナタリー・ポートマンの鬼気迫る迫真の演技…素晴らしいですね。

二ナのイメージは優等生のナタリーにかぶる部分がある。
確かハーバード大学だったよね…
ググってみるとイェール大学にも行ってた！
才女だ…
しかも大学時代は学業優先、なにかの雑誌の記事にあったけど、ボランティアとか慈善活動にも精力的だとか。

SWのパドメのように、聡明で美しく、だけど心に秘める力強さを持ってる女性。
美しく可憐で弱弱しいニナの苦悩する姿はナタリーにピッタリだったような気もします。

観ていてビックリしたのが、ナタリー・ポートマンの体型。
もちろん細いんだけど、筋肉質になってて、ちゃんとバレリーナに見えました。
10ヶ月以上かけて肉体改造したそうですね。
この映画の振付師さんと結婚したよね…
バレエのシーンもほとんど自身が演じたとか。
身代わりのダンサーさんが訴えてる記事みたけど監督に反論されてた（；｀ω´；）

レスラーのダーレン・アロノフスキー監督作品なんですね。
アカデミーノミネートされてました。

レスラースペシャル・エディション [DVD]

出版社/メーカー: NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
メディア: DVD

怖いシーンはたくさんある。
ホラーちっくな…（；｀ω´；）目を背けたくなるような…（；｀ω´；）

カメラワークやカット割も怖がらせるように作ってある…当たり前だけど。
不必要に近い顔アップが続くカメラ、そして揺れるんだよね…
あれすごく不安感を煽る。
音楽やカット割も…
キャーと悲鳴というか息を飲む観客がすごく感じ取れる。

次第に追い詰められていく狂気。
鏡に映る演出がすごく巧かったな。
あのCM予告にもある鳥肌の部分とかも。
あれ気持ち悪いよね…（；｀ω´；）

観にいく前に怖いけどエロイと聞いていたので、てっきりヴァンサン・カッセルがその地位を利用してエロいことするのかなと思っていたんですが、そうじゃなかったｗ

ライバル役リリーのミラ・クニスもビッチでよかったｗ
いるいる存在自体があーいうエロスを発散してる人。
だけどなんか立ち回り上手なんだよね。

お母さんも怖かった（；｀ω´；）
もう出てくるたびに心の中でぎゃーーーと叫んでいたよ（；｀ω´；）
なんかケーキ捨てようとするところとか怖くない？
あの執着心ぞっとする。
でもラストの客席で泣いてるシーン観たら許せる気がした。

それぐらいラストの持つ力ってすごかったんだな。
苦しんで追い詰められて狂気に囚われてそれでようやくたどり着ける高み。
あの恍惚の表情と台詞。
全てが昇華したかのような美しさだった。

思わず涙出そうなぐらい。

そしてエンドロールでビックリしたこと！！！
ウィノナ・ライダーが出てた！！！
えっ？どこで？と思ったぐらい気づかなかった／(^O^)＼
べス役ですね。
いやーもうホントにビックリしました。
昔のカワイイ面影はなくってすさんだこういう役もできるんですね。

白鳥のオデット、黒鳥のオディールともに32回連続のフェッテなど超技巧が必要ってのはバレエマンガとかで知ってるｗ
有名だよね。
バレエはそれほど詳しくないけど、これって片足だけでずっと回ってるのだよね？
そんな認識でよいのか不安だけど／(^O^)＼

バレエ好きな人ならラストシーンの迫真の演技見応えあると思う。
11日からの公開です。