さまよう刃☆東野圭吾 [本]
読書の秋です(*´ω`*)
昔は図書館に通って何冊も読むのが当たり前だったのに、最近は忙しくて全然通えていません(・´ω`・)
「容疑者Xの献身」の再読の後に、続けて読みました。
あっという間に読めちゃった。
なんでこの本にしたかというと、本屋さんで文庫本「容疑者Xの献身」の隣にこれがあったというのもあるんだけど、ドラマ化の「流星の絆」はまだ新刊だし、それに数ヶ月前まだこの文庫が発売されてまもなくの頃、新幹線グリーン車で隣の席の人が読んでいた本がこれだった。。。(・´ω`・)
カバーしてる人が多いから、表紙はもちろん見えない。
ページの上にチラッと見えた題名ですぐにわかったんだけど。
数日後地下鉄で隣の人が読んでいる本もこれだった。。。Σ(;`ω´;≡;`ω´;)
もうこれは私に読めって言ってるの?って思ったのでwさっそく買ってきたというわけです。
☆あらすじ☆
会社員・長峰重樹の一人娘・絵摩が死体で発見される。悲しみに暮れる長峰だが、数日後、犯人の名と居場所を告げる密告電話がかかってくる。逡巡の末、電話で言われたアパートへ向かう。留守宅へ上がり込み、部屋を物色すると、複数のビデオテープが見つかる。そこには、最愛の娘・絵摩が犯人2人に陵辱されている映像が写っていた。偶然帰宅した犯人の一人・伴崎敦也を惨殺した長峰は、虫の息の伴崎からもう一人の犯人・菅野快児の潜伏場所を聞き出し追う。
少年犯罪被害者の悲痛の叫び、正義とは一体何なのか、誰が犯人を裁くのか。
思いも寄らない結末が待ち受けていた。
あらすじを読んでもらえばわかるけど、読後スッキリ爽快感は皆無です(・´ω`・)
数日ちょっとへこむ。
読むのがツライシーンもある。
被害者の家族と言う視点からいうと、東野さんの作品では「手紙」がありますが、こちらは感動的作品になっていて、涙なしでは読めません。・゚・(つ´ω`・)・゚・。
映画化もしてたはず。
「さまよう刃」は題名が巧いな。
読んだ後に改めて思う。
あらすじを読んで、なんとなく結末は予想できる。
でも新聞の連載だけあって、ページをめくる手が止まらなくなる。
後半からクライマックスにかけては、読むのを中断できる人がいたら教えて欲しいぐらい。
主人公長嶺にいけないとは思いつつも、応援してしまう複雑な気持ち。
登場人物の心理描写がよくて、行動に納得できる。だからこそ自然に感情移入できる。
警察の複雑な気持ちを抱えたままの捜査。
結果的に犯人を守ることになる葛藤。
復讐、仇討ちを認めていいのか?法治国家なのに?でも法律って一体。。。
そして少年法の問題点。
被害者家族の感情。
いろいろ考えさせられた(・´ω`・)
事件は起こって、犯人も被害者もいて、読者はすべてを見て知っているはずなのに、最後の最後に工エエェェ(;`ω´;)ェェエエ工 っていう場面を作るのが、東野圭吾は巧い!
今回もトリックとしてはたいしたことないんだけど、ちょっとだけやられた。
「容疑者Xの献身」だってそうなんだよね。
読者はほとんど事件のあらましを知っているし、犯人だって知っている。
それなのにラストの大どんでん返しは工エエェェ(;`ω´;)ェェエエ工 だよね。
「さまよう刃」の結末はこれしかないだろうな。。。というような無難な終わり方をしているだけに、問題提起が非常に巧いと感じられる作品でした。
ドラマ「流星の絆」もまだ原作読んでないけど、楽しみにしています(*´ω`*)
昔は図書館に通って何冊も読むのが当たり前だったのに、最近は忙しくて全然通えていません(・´ω`・)
「容疑者Xの献身」の再読の後に、続けて読みました。
あっという間に読めちゃった。
なんでこの本にしたかというと、本屋さんで文庫本「容疑者Xの献身」の隣にこれがあったというのもあるんだけど、ドラマ化の「流星の絆」はまだ新刊だし、それに数ヶ月前まだこの文庫が発売されてまもなくの頃、新幹線グリーン車で隣の席の人が読んでいた本がこれだった。。。(・´ω`・)
カバーしてる人が多いから、表紙はもちろん見えない。
ページの上にチラッと見えた題名ですぐにわかったんだけど。
数日後地下鉄で隣の人が読んでいる本もこれだった。。。Σ(;`ω´;≡;`ω´;)
もうこれは私に読めって言ってるの?って思ったのでwさっそく買ってきたというわけです。
☆あらすじ☆
会社員・長峰重樹の一人娘・絵摩が死体で発見される。悲しみに暮れる長峰だが、数日後、犯人の名と居場所を告げる密告電話がかかってくる。逡巡の末、電話で言われたアパートへ向かう。留守宅へ上がり込み、部屋を物色すると、複数のビデオテープが見つかる。そこには、最愛の娘・絵摩が犯人2人に陵辱されている映像が写っていた。偶然帰宅した犯人の一人・伴崎敦也を惨殺した長峰は、虫の息の伴崎からもう一人の犯人・菅野快児の潜伏場所を聞き出し追う。
少年犯罪被害者の悲痛の叫び、正義とは一体何なのか、誰が犯人を裁くのか。
思いも寄らない結末が待ち受けていた。
あらすじを読んでもらえばわかるけど、読後スッキリ爽快感は皆無です(・´ω`・)
数日ちょっとへこむ。
読むのがツライシーンもある。
被害者の家族と言う視点からいうと、東野さんの作品では「手紙」がありますが、こちらは感動的作品になっていて、涙なしでは読めません。・゚・(つ´ω`・)・゚・。
映画化もしてたはず。
「さまよう刃」は題名が巧いな。
読んだ後に改めて思う。
あらすじを読んで、なんとなく結末は予想できる。
でも新聞の連載だけあって、ページをめくる手が止まらなくなる。
後半からクライマックスにかけては、読むのを中断できる人がいたら教えて欲しいぐらい。
主人公長嶺にいけないとは思いつつも、応援してしまう複雑な気持ち。
登場人物の心理描写がよくて、行動に納得できる。だからこそ自然に感情移入できる。
警察の複雑な気持ちを抱えたままの捜査。
結果的に犯人を守ることになる葛藤。
復讐、仇討ちを認めていいのか?法治国家なのに?でも法律って一体。。。
そして少年法の問題点。
被害者家族の感情。
いろいろ考えさせられた(・´ω`・)
事件は起こって、犯人も被害者もいて、読者はすべてを見て知っているはずなのに、最後の最後に工エエェェ(;`ω´;)ェェエエ工 っていう場面を作るのが、東野圭吾は巧い!
今回もトリックとしてはたいしたことないんだけど、ちょっとだけやられた。
「容疑者Xの献身」だってそうなんだよね。
読者はほとんど事件のあらましを知っているし、犯人だって知っている。
それなのにラストの大どんでん返しは工エエェェ(;`ω´;)ェェエエ工 だよね。
「さまよう刃」の結末はこれしかないだろうな。。。というような無難な終わり方をしているだけに、問題提起が非常に巧いと感じられる作品でした。
ドラマ「流星の絆」もまだ原作読んでないけど、楽しみにしています(*´ω`*)
初めまして。先日出張でデリーに来られた方から、「機内で読んでしまったから」というので頂戴したのがこの本です。まだ読み始めていませんが、ブログでのご紹介記事を拝見して、すぐに読みたくなりました。
by Sanchai (2009-11-06 06:02)
>Sanchaiさん
こんばんは(*´ω`*)
コメントありがとうございます。
お返事が遅れてスミマセン(;`ω´;)
内容は重いですが、とても考えさせられます。
by Victoria (2010-01-06 20:01)