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レヴェナント:蘇えりし者☆THE REVENANT [映画]

去年の3月頃の記事を今頃アップ…(;∇;)
去年の作品でアップできていないのがごろごろあるんです…(;∇;)
去年のアカデミー関係の作品はヘヴィー級の作品ばかりで、観終わった後のぐったりした疲労感でもうなにも考えることできない状況になるぐらいだった。
それぐらいすばらしい作品ばかりでした。
ゼンブ一気に出してしまいたいぐらいたまっているんですが、紛れ込ませながらwアップしていきたいと思います。


レヴェナント:蘇えりし者 IMAXで観に行ってきました。


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☆あらすじ☆
アメリカ西部の未開拓な荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされたばかりか、最愛の息子を殺されてしまう。グラスはフィッツジェラルドに復讐を果たすため、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、約300キロにわたる過酷な旅に出る……。



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REVENANTとは亡霊
SPECTERと同じ意味。

予想以上に壮絶すぎて、感動を通り越して笑えてきた…
あまりにもすごいものを観ると、人って笑うんだね(((^-^)))

ここまでしないとオスカーって獲れないの?
みんなあそこまでして獲ってるの?って言いたいw

かなりグロいので苦手な人はダメかも。
血どばどば内臓どろどろ、矢が突き刺さる。指がちぎれる。
過剰なぐらい。

TWDで慣れてるけど、かなりな演出よ(;∇;)

クマとの格闘。
CGだってわかってはいてもものすごい迫力ですごかった…
これでもかこれでもかー!ってくるから途中からもう気持ち悪くなってくるというか…顔面蒼白になる感じ(((^-^)))
もうやめてやめてレオさまの顔はやめてーとなったw

ルベツキのカメラワーク。
まるでその場にいるかのような臨場感。
レンズが自分の眼球になったみたい。

自然光だけの撮影。
マジックアワーだけ。
9ヶ月もかかってる…(((^-^)))

クリアな映像になるときもあるけど、呼吸が近いと画面が曇る。
血も飛び散る。

冒頭の戦闘シーン。
長回しがひどい!!!褒めてるwww
すごい…どーやって撮ってるの?
目線がどんどん移っていく。
撮り方に流れがあって観ながらもうすげえ…って感嘆しかでなかった…

アカデミー賞撮影賞
ゼログラヴィティ、バードマン、レヴェナントと3年連続で獲っているのも納得です。
彼のカメラワークは思わず切れ目を探してしまうもの。
どこでカットしてるのって。
素人でも気にするぐらいなんだから、プロから観たらもう目が忙しいと思う。

川から立ち上る川霧。
水温が空中よりあったかいから立ち上るわけだけど、なんだか湯気にみえて温かく見えてしまってwww
温水プールとか考えたら笑えてきたw
氷も流れてきているから超絶冷たいんだけどね(;∇;)

あまりに壮絶すぎて逃避したくて脳内楽しいこと考えたくなるんだろうね(;∇;)
そういうつらい状態をシャットアウトしたくなるんだと思う。

熊の毛皮。
トムハしとめに行くときはきちんとコートになっていた。襟とかボタンとかもあった気がする。
それまではただの毛皮だったのに。

メディシンマン。イイ人。・°°・(>_<)・°°・。
あんなに吹雪の夜に木切って風しのげるようにして傷に薬塗っていぶす。
発汗作用で治すんだろうな。
それなのに次のシーンでは…ですよ(;∇;)
泣けるわ…(;∇;)

原住民と分かり合うより、奪い合って殺した方が楽だもんね(;∇;)
でも分かり合えればこんなに知識を持っていて助けてくれるのに。・°°・(>_<)・°°・。

この世の争いは話し合うことから逃げているのかもしれない。
話し合えばわかるというのはただの理想論かもしれないけど。

私も話し合う前から面倒だとすぐにあきらめて物事に蓋をして近づかないようにしてしまうところあるから、話し合いで解決するネゴシエーターってすごいと思う。
面倒と思う心がマイナスのベクトルに進むと争いが起きてしまうわけで…(((^-^)))

トムハの気持ちもわからないわけではない。
あれだけの重病人を担架で運ぶのは余計な労力を使うし隊全員の命を危険に晒す。
置いていくのが病人にとっても彼らにとってもよいと思う。殺すのは忍びないけど。
TWD脳だったら殺すね…(;∇;)
そっちのほうが幸せって思ってしまう。

TWDの世界もレヴェナントの世界も過酷であり、壮絶である…
150分の長さはあまり気にならなくて、それを見せるチカラに感心した。
だるくなってきそうなところに起承転結の転が用意されている。
結までは一気に観れると思います。

ラスト急に雪が減ったと思ったら、撮影場所変わっているんですね(((^-^)))

最後のシーンは雪、血。
坂本龍一氏の音楽。♪でろでろでろー和太鼓なのかな?

身体に刺さったナイフを抜く、また刺す。
太鼓でろでろでろでろーって感じでなんか日本映画のようなw

一面雪だから血がこれまた鮮やかで…(;∇;)

神にゆだねるのは予想できた展開だった。
一発の銃でしとめるだけでは納得しないほど腸煮えくり返ってもっとひどいめにあわせないと許せないような気になる。

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トムハ。いやなやつの役を見事演じていました。

ラストの殴り合い、レオさまをマジで怪我させたとか。
撮影中断になったんですよね。

それぐらいの役者の気迫ですよ。

すばらしかったです。






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