ブルージャスミン☆

先月になるけどブルージャスミン観に行ってきました≡⊂( ^-^)⊃

ウッディアレン監督作品、ケイトブランシェット主演。
アカデミー主演女優賞受賞。

アカデミーに主演女優にノミネートされた作品はこれで全部観ました＼('Д')／ﾝﾊﾞｯ！

エイミー・アダムス 「アメリカン・ハッスル」
ケイト・ブランシェット 「ブルージャスミン」
サンドラ・ブロック 「ゼロ・グラビティ」
ジュディ・デンチ 「あなたを抱きしめる日まで」
メリル・ストリープ 「8月の家族たち」


作品名と過去記事がリンクしてます(∩'-') ⊃━☆゜.*・。

どれも良作品だった。
全部が印象に残ってる。
誰が獲ってもおかしくなかった。

その中で受賞したケイトブランシェットの底力に震えるよね(((^-^)))




☆あらすじ☆
ニューヨークのセレブリティ界でもてはやされていたジャスミン（ケイト・ブランシェット）だが、実業家のハル（アレック・ボールドウィン）との結婚生活が破綻し、家庭も資産も失う。質素なアパートに住むシングルマザーの妹ジャンジャー（サリー・ホーキンス）のもとに身を寄せることにし、妹がいるサンフランシスコへ向かうことにする。過去にしがみつき抗うつ薬とウォッカを手放せないジャスミンは、どうにか再び華やかな世界へ舞い戻ろうと画策するが、慣れない仕事に神経をすり減らす。精神的にバランスを崩し八方塞がりの中、エリート外交官のドワイト（ピーター・サースガード）と出会い、彼のことを自分に以前のような幸せを再び与えてくれる存在であるかのように見るジャスミン。さらにプライドと現実逃避から彼女は嘘を重ねていく……。


エリザベスやロードオブザリングシリーズのガラドリエルなど気品ある優雅な美しいイメージのあるケイトブランシェット。

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恋愛の皮肉を描かせたら右に出るものはいないウッディアレン監督。


気品ある役のイメージのケイトがこの役ジャスミンを演じることでより滑稽にみえる。
CMでも見せてたけど、あの目の隈とげっそりした顔で「これで私オスカー獲りました」ってやつｗｗｗ
サイコーｗｗｗ

ジャネットという名前は平凡だからとジャスミンを名乗ったり、無一文なのに飛行機はファーストクラス、エルメスのバーキン、シャネルのジャケット、ルイヴィトンのトランク持って、失った栄光にいつまでもすがりつくｗ
性格はアレだけど、ルックスがいいもんだからとにかく男にはモテるｗ

あのシャネルのジャケットは衣装費用はそれほどなかった為に、衣装さんがデザインをおこしてそれをシャネル、カールラガーフェルドに依頼したら快諾してくれたという。
デザインは違うけどちゃんとシャネルのジャケットになってる！
お金なくてもこうやってアカデミー賞で評価されてたくさんの人に観てもらえる作品ができるんだからやっぱりものづくりってすごい！

＞ブルージャスミン http://www.cinemachics.com/cinema/human/blue-jasmine.html


凋落した元セレブの着まわし術はうまいですｗ
普通セレブって着まわすことしないんだけどｗ
だって何着も持ってるだろうし、おそろいで買うだろうから着まわす必要なんてないはずｗ


どうにかして玉の輿にのるためにがんばるケイトなんてなかなか観れないよｗ

過去と現在を行き来する演出。
そしてラストでの真実の暴露っぷりも見事。

自分を見失ってうつろな目。
ラストはの表情はお見事です。


どんなに愚かな女でもジャスミンを嫌いになれないのは女としてどこかかわいそうと思ってるからでしょうか。
なんだか抱きしめたくなるような愚かさ。
もう病でしかないんだろうけど。

女って愚かだし、男も愚か。
人間ってとても愚か。


汗でドロドロになってベージュの衣装の脇汗で悲惨な姿になってるジャスミンがとても愛おしく思えてしまったｗ
めったに見れるもんじゃないよ！！！(;∇;)

そして子供達にはお金持ってるなら出し渋らないでチップをはずみなさいって諭してるところが面白いｗ
彼らにだけはいいこと言ってるんだよねｗ
リアルな自分を見せれるというか。

とても面白かったですｗ
笑ったし、ケイトの演技にもう脱帽だし、なによりもウッディアレンの手腕に改めて驚きました。