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ウォルト・ディズニーの約束☆Saving Mr. Banks [映画]

先月、ウォルトディズニーの約束を観に行ってきました≡⊂( ^-^)⊃

こんなに泣かされる作品だと思ってなかった。・°°・(>_<)・°°・。
原題Saving Mr. Banksの意味がわかったとき胸をうつ。

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☆あらすじ☆
夢のある映画を作り人々を喜ばせてきたウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)は、魔法を使うシッターを描いた児童文学『メリー・ポピンズ』を映画化しようとするが、原作者のP.L.トラヴァースはそれを拒否。しかしウォルトは決して諦めようとせず、トラヴァースは住んでいるイギリスからウォルトのいるハリウッドまで出て決着を付けようとする。ウォルトら映画製作者が出す脚本アイディアを片っ端から認めないトラヴァース。彼女が頑なに作品を守ろうとする背景には、幼い頃の父親との思い出があった。それを知ったウォルトは、トラヴァースとある約束をする……。



風にのってきたメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫)

風にのってきたメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫)

  • 作者: P.L. トラヴァース
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/07/18
  • メディア: 単行本



メリーポピンズ スペシャル・エディション [DVD]

メリーポピンズ スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD






知らない人はいないほどの名作。
こんな隠された真実があったとは。

メリーポピンズの裏側を描いた作品なので、てっきりサイコの裏側を描いたヒッチコックみたいなのを想像してた。


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トムハンクスとエマトンプソンがすばらしい。

特にエマトンプソン。

PLトラヴァースは一筋縄ではいかないぐらいの偏屈で頑固な女性だったw
憎らしくなるぐらいのwww

それがいやらしさなくエマトンプソンが好演してる!


いるいる!こーゆー人!!!
他人の親切すらも素直に受け取れなくて嫌味をいうような人っていますよね(;∇;)



トムハンクスってイケメンなんだなって思ったシーンがあった。
ディズニー役あってましたね。
一瞬レッドバトラーみたいにかっこいいシーンがあった。


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そして父役のコリンファレルがとってもよかった!
こんな演技もできるんだ…とびっくりした。

この父娘がこの作品の重要なキーワードになっているので、トラヴァースの過去シーンがたくさん挿入されるんだけど、とてもよかったです。


作品全体が謎解きになってるのでぐいぐい惹き込まれます。 

エピソードはぶつ切りで挿入されるのではっきりと説明があるわけではない。
そして優しそうな父の姿がだんだんわかってくるような演出方法。

過去映像はなんとなく大草原の小さな家思い出した。
そんな雰囲気。

なんとなくは読み取れるけどはっきりと理由を描かない方法は知りたいという気持ちを観客に持たせる。
きっと子供のトラヴァースの目線なんだと思う。
父の姿が子供目線で描かれている。

元々は銀行のいい役職についてたから都心部の大きな家に住んでいた。
メイドもついているような。
そこからの転落。
明るく見せてるけど母親の表情を見ればわかる。
現実はとても厳しいのだ。


父と娘の想いを知るとラストシーンには涙があふれる。


あと運転手とのエピソードもとてもよかった。
彼は辛抱強くトラヴァースの相手をして心配して声をかけるシーン。
冷たくあしらわれて気分を害することは目に見えていただろうに、それでも声をかける彼はとてもいい人だ。

そこで言った彼の言葉。

あぁ人は誰しもバックグラウンドを持っていて、それを理解しようとせず頭ごなしに拒否や否定するのはとても失礼だし、人間の器が広くないなって思った。
そしてコミュニケーションって人を知ろうとすること、理解しあうことから始まるんだって。

ウォルトも過去苦労をしてきた人である。
成功している人をみるとすぐに卑屈になってただの僻みみたいな見方をしてしまうことって人間誰しもあるけど、彼にだって苦労してきた時代はあるのだ。


エンドロールに実際のトラヴァースとのテープが流れるけど、うわぁーーーマジでこれはきついwww
実際は映画完成の上映後訴えたりしてたようだけど(((^-^)))

でもこの作品はとてもよかったです。・°°・(>_<)・°°・。
オススメします☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

メリーポピンズ観てから観るといいと思う!

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