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大統領の執事の涙☆Lee Daniels' The Butler [映画]

少し前になりますが、大統領の執事の涙を観に行ってきました≡⊂( ^-^)⊃
もう終わりがけのところが多いと思う…(((^-^)))

それでも夜が明けるを観て、この作品も人種差別を扱ってる。
見比べたかったので滑り込んできました。
あとアカデミー賞最有力候補とかって煽ってたけどノミネートなかったよね(;∇;)
その理由も探りたくてw


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☆あらすじ☆
黒人差別が日常で行われていた時代のアメリカ南部。幼いセシル・ゲインズは、両親と共に綿花畑で奴隷として働いていたが、ある事件で親を失いハウス・ニガー(家働きの奴隷)として雇われる事になる。その後、セシルは一人で生きていくために見習いからホテルのボーイとなり、遂には大統領の執事にスカウトされる。それ以来、セシル(フォレスト・ウィテカー)は、約30年間ホワイトハウスで過ごし、アイゼンハワー(ロビン・ウィリアムズ)、ケネディ(ジェームズ・マースデン)、ジョンソン(リーブ・シュレイバー)、ニクソン(ジョン・キューザック)、フォード、カーター、レーガン(アラン・リックマン)といった7人の大統領に仕え、キューバ危機やケネディ暗殺、ベトナム戦争など歴史が動く瞬間を見続けてきた。そんな時代の中でも、彼は黒人として、そして執事としての誇りを持ちながら忠実に働き続けるのだった。だが執事であると同時に、夫であり父であったセシルは、家族と共にその歴史に翻弄されていく。「世の中をよくするため、白人に仕えている」と語るセシルに妻グロリア(オプラ・ウィンフリー)は理解を示すが、長男のルイス(デヴィッド・オイェロウォ)は父の仕事を恥じ、国と戦うために反政府運動に身を投じる。一方、そんな兄とは逆に、国のために戦うことを選んだ次男のチャーリー(イライジャ・ケリー)は、ベトナムへと志願するのだった……。



エンドロールで初めて監督がリー・ダニエルズって知った。
どこかで名前聞いたことあるな…他の作品なんだったっけ…

プレシャスだ!


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あー!
だからマライヤキャリーとレニークラヴィッツ出てるんですね。
プレシャスでのこの2人の演技とてもよかった。


チョコレートの製作もしてる



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ホワイトハウスでの歴代の大統領とのエピソードもたくさんあるけど主に描かれるのは親子。

だから華やかなアメリカの歴史の舞台裏かと思って観に行くとちょっと物足りなくなる。


でも冒頭から綿花。
横暴な白人。
殺される父。

それでも夜は明けると同じ時代の話。

主人公はまだしあわせな方だった。
手に職をつけて生きてゆく。

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白人の下で執事として働く父と反政府運動に参加して父に反発する息子。

KKKも出てきます。
とても怖かった。

監督「この映画のリサーチをしている時、僕はアメリカに対して怒りでいっぱいだった。だけど僕がこの映画を撮ろうと思ったのは、歴史に興味があったからではなく、この父と息子の物語に興味をもったからなんだ。僕自身、父親とは難しい関係だった。父はいつも怒りに満ちていて不幸そうだった。僕はなぜ父がそこまで世界に対して腹を立てているのか分からなかったけれど、今なら少し分かる気がする。親子の愛は人種や文化を超越したもの。それを描きたかったんだ」


監督。「フェアでいることは大変だけど、どの大統領にも人間性を見出そうとしたんだ。例えばレーガンは全くの悪人ではなかった。貧しい人から手紙をもらえば、こっそりと金を送っていた。人に善悪なんてないんだ。大統領であれ、みんな人間だということを忘れてはいけない」


リー・ダニエルズ監督「大統領の執事の涙」へ込めた希望とは? http://eiga.com/l/hIZnR



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ケネディ大統領がジェームズ・マースデンだったんですよ!!!
彼大好きなので嬉しかった!





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魔法にかけられてのぶっとび王子様ですよw
彼超歌巧いw


今度の大統領はお坊ちゃま、ぼんぼんかみたいに噂されてるんだけど、登場した瞬間、パッと華が咲いたように華やかになった。
ケネディ大統領のルックス、ユーモアあふれる言葉、笑顔、そのすべてに人は魅了される。
今でも人気のある大統領だってことがよくわかるシーンでした。


ラストのあからさまなオバマ大統領推し…
これか…これでアカデミー賞のノミネートはなくなったかw

主人公セシル、フォレスト・ウィテカーはもう言うことないです。
妻をオプラ・ウィンフリーが熱演してます。
そういえばプレシャスでも製作総指揮してました。

オスカー狙ってたよなーと思うw
煽りまくってこの結果はちょっといたたまれなくなりますね(;∇;)


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