ダラス・バイヤーズクラブ☆DALLAS BUYERS CLUB

先週、ダラスバイヤーズクラブを観に行ってきました≡⊂( ^-^)⊃

アカデミー賞主演男優と助演男優賞の結果から平日なのに満席(((^-^)))
ミリオン座の小さいスクリーンだったんだけど、一番前まで人がびっしり(((^-^)))
アカデミー効果はすごいね(((^-^)))

私的にアカデミー主演男優賞はレオ様にあげたかったんですけど、ダラスバイヤーズクラブを観てもうあぁこれはマシューマコノヒーで文句なかったわと納得しました。
それぐらい誰もが認めるすばらしい演技でした。
助演のジャレッドレトもすばらしかったです。




☆あらすじ☆
1985年、アメリカ南部に位置するテキサス州。電気工でロデオカウボーイのロン・ウッドルーフ（マシュー・マコノヒー）は、多くの女性と性行為を重ねた末、HIV陽性で余命30日との診断がくだる。突然の事態に驚き、エイズについて猛勉強するロン。アメリカでは認可されている治療薬が少ないため代替治療薬を求めて向かったメキシコで、未認可医薬品やサプリメントを密輸できないかと思いつく。同じくエイズ患者であるトランスセクシュアルのレイヨン（ジャレッド・レト）とともに非合法組織ダラス・バイヤーズクラブを設立し新薬の提供を始めたところ、友人や顧客のおかげでネットワークはどんどん拡大し、ロンは日々世界各国を飛び回って特効薬を探していた。しかしそんな彼に司法当局は目をつける……。



アカデミー賞の受賞スピーチでも話してたけど、原作を映像化することが100人以上に断られてマシューマコノヒーの元にきたそうです(((^-^)))
実話であり、アメリカで認められない治療薬を密輸する話なわけだからなかなか手をつけることができなかったのかもしれない。




マシューマコノヒーだとわかっていてもこの減量でだれだかわからなくなるぐらいのヴィジュアルの変貌(((^-^)))
彼のイメージってラブコメに出てるイケメン俳優みたいなイメージだったのに、最近はマジックマイクのようなストリップクラブのオーナーやウルフオブウォールストリートでのレオ様の最初の会社の上司とかほんのちょっとしか出てこないのに癖のありすぎる役ｗｗｗでものすごい存在感を発揮して印象付けていくような役が多くて役者としての底力を感じる。



びっくりするのが治療薬で少しずつ健康的になってくるところ(((^-^)))
特殊メイクだけではないと思うんだけど、肌艶とかよくなってくるんだよ。
そういう微妙な変化まで外見で表現してるし、もちろん演技もすばらしくて言うことない。

そして足やお腹の痩せ具合もチラ見せするシーンが違和感なく刷り込まれているのでただ痩せただけでなく、病気の人を演じてた。
どうみても病気の人にしか見えなかった。


賭け事してても掛け金払えないからとんずらするどうしようもないひどい主人公なのに不法入国労働者が怪我したときにすぐに救急車呼べって言ってて元々いいところある人なんですよね。
それを垣間見えるこのシーンがあるからその後の流れもスッと入ってくる。





ジャレッドレト。
トランスセクシャル。
初登場シーンは派手な化粧なんだけどキレイだった。

キレイなターコイズブルーねって言ったり、壁の色はただの赤じゃなくてこういう色名なのって言ってたりとてもかわいらしかったｗ


一番好きなシーンがスーパーでゲイに対する偏見がある友人にあったときにむりやり握手させるとこ。
以前はあんなに偏見があった主人公だったのに、レイヨンをここまで認めたところ。

驚きながらもはにかみじわじわ喜びを表すレイヨンがとってもキュートだった。
返して来いっていわれて素直にいうこときいて返しにいくところとかｗ
もうかわいすぎる。
本当に女性のようにかわいく見えた。


ラスト付近のロンの台詞で「死なないようにするので精一杯で生きてる気がしない。人生は1度しかないけど、俺はもっと別の人生を生きたい」ってとこよかったな。
あれだけ自堕落な生活だった主人公はHIVになってから人生を生きたような気がする。

初めは自分が生きる為に金儲けだったかもしれないけど、後半はもう私財をなげうって皆に治療薬を分け与えていた。

余命30日といわれた彼は7年生きることになる。

観てよかったと思った作品でした。

マシューマコノヒーの次回作はクリストファーノーラン監督のインターステラー。
楽しみしかないです☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆