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別れの曲☆ショパン [映画]

先日、ショパンの映画「別れの曲」を観にいってきました(*´ω`*)
ピアノ演奏もある上映会。

映画は1934年の作品、白黒でドイツ語でした。

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別れの曲 [DVD]

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監督は同じだけど観たのはこれとは違うかな…


☆あらすじ☆
激動のワルシャワから芸術の都パリへ…“ピアノの詩人”ショパンの若き日の愛と苦悩が、初恋の人コンスタンティアとの悲恋を縦糸に、ジョルジュ・サンドやフランツ・リストら豪華な登場人物たちとの交流を横糸にして、描かれる。

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白黒映画ってなんであんなにも綺麗に映るんだろう。
不思議。
光と影のコントラストだけで、肌の美しさとか際立つ。
コンスタンティアももちろんだけど、女流作家のジョルジュ・サンドが美しすぎた…(*´Д`*)
演じているのはシビル・シュミッツ。
男装の麗人だけど、これもまたすばらしくかっこよくて…惚れ惚れするぐらい。

cho_p3.jpgシビル・シュミッツ


当時の衣装もステキなんだよね。
襟が高くて、身体にピッタリとフィット。
すごくスタイルが良く見える。
ドレス姿も美しかったけど、男装姿がたまんない!

またショパンの前に付き合っていた男性との別れのシーンもかっこよかった。
その美貌、才知に乾杯じゃないな…そんなようなクサい台詞の後に「その気まぐれもまた格別だな…」って言われるんだけど、あーこういう別れいい。
お互いの譲れない性格を納得した上で自分に気持ちがないとわかったらお別れという。
大人だわーいいわー(人*´ω`*)

あっあと当時の花束もいいね。
ビーダーマイヤースタイル。
あれ作ったなぁ…

ショパンが惚れるのも納得です。
あこがれはジョルジュ・サンドへ向けての気持ちを作曲したんですね(*´ω`*)


別れの曲はそれほど好きな曲ではないけど、こんな風にストーリーを観ると、より深くその曲について知ったような気になります。
とはいえこの映画は史実とはちょっと違う部分もあるそうです。

ショパンは好きな作曲家の一人ですが、一番好きなのはなんといっても革命。
エチュード作品10の第12番革命。
激動の祖国ポーランドへの思い。

映画の中でも印象的なシーンで出てきました。
ピアノ経験者としては弾いてみたい曲のひとつですが、全然無理(;`ω´;)
あれは左手が問題ですよねー(;`ω´;)
左手の練習だよなぁ…_ノ乙(、ン、)_
いつかトライしてみたいです。

コンスタンティアの身の引き方…立派だったと思う。
彼女に非はないのに…ツライよね。
彼のためを思って離れたのに、本当に時の流れは残酷。
誰にも罪はないのに…。

あの後ショパンはジョルジュ・サンドと一緒にマジョルカ島へバカンスに行くわけだ。


これから公開されるこの作品も注目してます。

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東京ではもう公開してるけど、名古屋はこれからかな。
あっでもジョルジュ・サンドがちょっとこわい…(;`ω´;)うぅー



ショパンはちょうど去年が生誕200年でしたね。
ラフォルジュルネ金沢も去年はショパンだった!
行きたかったんだよねー音楽祭。
今年はシューベルトなんだって。

生演奏はエチュードOp.10-3「別れの曲」とノクターンOp.9-2と幻想即興曲でした(人*´ω`*)




ショパン:12の練習曲 作品10/作品25

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別れの曲、幻想即興曲~ショパン:ピアノ名曲集

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