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ハクソー・リッジ☆HACKSAW RIDGE [映画]

先日、ハクソーリッジを観に行ってきました。

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☆あらすじ☆
ヴァージニア州の田舎町で育ったデズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)の父トム(ヒューゴ・ウィーヴィング)は第1次世界大戦出征時に心に傷を負い、酒におぼれて母バーサ(レイチェル・グリフィス)との喧嘩が絶えなかった。そんな両親を見て育ち「汝、殺すことなかれ」との教えを大切にしてきたデズモンドは、第2次大戦が激化する中、衛生兵であれば自分も国に尽くせると、父の反対や恋人ドロシー(テリーサ・パーマー)の涙を押し切り陸軍に志願する。グローヴァー大尉(サム・ワーシントン)の部隊に配属され、上官のハウエル軍曹(ヴィンス・ヴォーン)から厳しい訓練を受けるデズモンド。生涯武器には触らないと固く心に誓っている彼は、上官や仲間の兵士たちから責められても頑なに銃をとらなかった。ついに命令拒否として軍法会議にかけられても貫き通した彼の主張は、思わぬ助け舟により認められる。1945年5月、グローヴァー大尉に率いられ、第77師団のデズモンドとスミティ(ルーク・ブレイシー)ら兵士たちは沖縄のハクソー・リッジに到着。そこは150mの断崖がそびえ立つ激戦地だった。倒れていく兵士たちに応急処置を施し、肩に担いで降り注ぐ銃弾の中をひるむことなく走り抜けるデズモンドの姿に、感嘆の目が向けられるように。しかし丸腰の彼に、さらなる過酷な戦いが待ち受けていた。

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第89回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など6部門でノミネートされ、編集賞と録音賞の2部門を受賞。

ハクソーリッジは沖縄戦が舞台なんだけど、あまり沖縄戦であるということを大々的に宣伝していない。
沖縄の人の心情を考慮しての配慮だそうだけど、ロケ地めぐりとかやっててなんだかな…と思う(((^-^)))


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私が今まで観てきた戦争映画は甘すぎたと思うぐらいの激しい戦闘シーンの描写。いくつもの弾丸が身体を貫き手足はちぎれ脳みそは飛び散り内臓は飛び出す。プライベートライアン冒頭よりもっと衝撃を受けた。

君には神の声が聴こえるのか?
私に何をさせたいのだ…

スコセッシの沈黙を観た後だとより深まる。

ハクソーリッジも沈黙サイレンスと同じように信仰について考えさせられると思わなかった。アンドリューガーフィールドは続けてこの作品を撮影したけど、その作品選び素晴らしい。
ヘヴィーだけど2つは必ずセットで観るべきだと思った。

獲りたかっただろうなアカデミー主演男優。
こんなにヘヴィーな作品を2つも続けたのに(((^-^)))
でも主演女優が元カノのエマストーンの時、本当に嬉しそうに拍手してたね。



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信仰とはなんだろうと考えさせられる。
汝殺すなかれと説かれるのに人はどうして戦争ができるのか。

信念をつらぬくことの大切さ、困難さ。
戦争映画ではあるけれど、信念をつらぬくということは今の時代にも通じる。

映画は自分でお金を払ってみるものだから、選択権があるんだけど、なるべくなら気分がすっきりするような作品みたいじゃないですか、それでもやはり戦争を知らない私達がちゃんと観ないといけないと思うんですよね。
映画産業を支えることにも繋がると思うし、なるべく見ておきたいと思って作品選択をしています。

戦闘シーンが始まってから映画館の爆音のせいもあったかもしれないけど、あらゆる思考が停止してしまうぐらいの衝撃を受ける作品でした。
しかもこれ爆発とかリアルにやっているそうなので、一体どうやって撮影しているんだろうとそちらの方が気になります。

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良心的兵役拒否という言葉、私はハクソーリッジではじめて知りました。
武器も持たず、最前線で突っ込んでいく。
後ろからカバーするんだけど、バディものとしても泣けます。
父と子でも泣けます。
メルギブソン監督、うまいよね。


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