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ワルキューレ☆ [映画]

トム・クルーズ最新作、ワルキューレを観にいってきました(*´ω`*)

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☆あらすじ☆
第二次世界大戦下のドイツ。
アフリカ戦線で負傷し、左目、右腕、左手の指二本を失ったシュタウフェンベルク大佐は、“良心”と“忠誠心”の葛藤に悩んだ末、祖国の平和のためにヒトラー暗殺を考えるようになる。やがて画期的な暗殺計画≪ワルキューレ作戦≫を立案し、トレスコウ少将やオルブリヒト将軍ら、同志と着々と準備を進めていく―。
そして、決行の1944年7月20日を迎えた。ヒトラーとその護衛たちを前に、大佐たちは計画を成功させられるのか…。


第二次大戦時の史実に基づく作品です。
歴史をみればその暗殺作戦が失敗するという結果を知っていたとしても、作戦実行にはドキドキハラハラします。
ドイツ人によるヒトラー暗殺計画は数多く行われたそうですが、そのどれもが失敗に終わり、最後の作戦がこのオペレーション・ワルキューレだったそうです。
暗殺の作戦名ではなく、クーデター鎮圧のために用意されたワルキューレと呼ばれるオペレーションを利用したからでした。

ワルキューレとは北欧神話に出てくる戦いの女神達のこと。
その名を聞けば、思い出すのがワーグナーのオペラ「ニーベルングの指環」です。
全部上演すると15時間もかかるという最長オペラ(;`ワ´;)
その中の「ワルキューレの騎行」はメロディーを聴けば、誰もがわかる曲ではないでしょうか。
映画でもとても印象的に使われています。

ヒトラーに対する暗殺計画がそんなに行われていたこと自体あまり知らなかったのですが、しかもドイツ人によるものだったのは、恥ずかしながらこの映画を観るまで知りませんでした。
ただ祖国を守るため、たとえ反逆者と呼ばれようとも、志しを曲げず、自分だけでなく妻や子供達家族の命をも懸けて、己の信念を貫き通して実行したドイツ人がたくさんいたということ。
そして散っていたシュタウフェンベルク大佐をはじめ多くのドイツ人たち。

トム・クルーズが来日してスマスマのビストロにゲスト出演した時、キムタクがラストの台詞は「実際にシュタウフェンベルク大佐が言った言葉なんですか?」と質問していて、トム・クルーズは「実際の場所で、実際に彼が発した言葉です」と答えていました。

それがとても気になっていたのですが、「ドイツよ、永遠なれ」だったかな。
そういいながら、処刑されていったシュタウフェンベルク大佐。

高潔です。
重苦しい中にも、あまりにも彼らの気持ちがキレイすぎて、思わず涙が流れてしまうぐらい。

この作戦の9ヵ月後、連合軍によってベルリンは包囲されヒトラーは自殺します。
作戦が成功していれば、歴史は変わっていたのでしょうが、それにしてもヒトラーの強運はなんだか神懸り的です。


トム・クルーズ演じるシュタウフェンベルク大佐は最初はドイツ語でスタートしたので、トムすごい!と思ったんですが、すぐに英語になりました(;`ω´;)

ケネス・ブラナーやテレンス・スタンプなど脇も演技派が固めています。
ビジュアル的にも美しい映像で、コンパクトにまとめられていて緊張感あふれる映画でした。

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nomame

Victoria さんも緊張感あふれるって感じられたんですね。
私もそうでした。
ちょっと泣いちゃいましたね。
by nomame (2009-03-28 17:52) 

Victoria

>nomameさん
ちょっとハリウッドすぎるところもありましたが、全体的に緊張感があるけど重苦しくなくて、観やすかったです(*´ω`*)
by Victoria (2009-03-29 22:32) 

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